日本の町工場の技術は世界トップレベル!80歳の日本人エンジニア、世界最小のヘリコプター開発!(ギネス登録済み)

長野県の「ゲン・コーポレーション GEN Corporation 代表者 : 柳沢 源内氏」です。

日本の技術力を見せつけろ!世界最小1人乗りヘリコプター!「GEN H-4」

「大空を自由に飛びたい――」。誰もが一度や二度は抱いたことのある夢だろう。
この夢を、一般人の現実とすべく、研究開発を続けているベンチャー企業がある。
長野県松本市のGENCORPORATIONだ。

同社は「現代の平賀源内」として名高い柳沢源内社長率いるエンジニアリング・システム社の航空機部門が、昨年4月に分社して発足。
社長は柳沢氏が務め、一人乗り用小型ヘリコプター「GEN H-4」の開発・販売を行なっている。
時速100キロで飛行可能GEN H-4を一目見ると、多くの人はアニメ「ドラえもん」のタケコプターを思い浮かべるのではないだろうか。
そのシンプルかつコンパクトなデザインに、当初は「本当に飛べるのか」との疑問も多く寄せられたという。
答えはもちろんYESだ。上昇・下降・ホバリング・旋廻など通常のヘリコプターの動きはすべて行なえる。
理論上は「高度1500mまで浮上でき、時速100kmでの巡航飛行が可能」(柳沢社長)とのこと。

現状、国内で許可されているのは速度5ノット(約9km/h)以下、地面効果内(地上高度3mほど)の飛行だ。
そのため無人操縦装置の開発を進めており、能力の限界を見極めるテストを行なう計画である。

GEN H-4の可能性は多岐にわたる。
例えば「都市交通システム」として車が入れない災害中心部に空から入り込むコミューター的な役割が期待できる。
農業用の「農薬散布システム」としても有効であり、純粋な「レクリエーションマシン」としても多くのファンを楽しませることができるだろう。

GEN H-4の特徴は、一般のヘリコプターと比べたコストの低さだ。
ヘリコプターはどんな小型のものでも1400万円以下はないとされるが、GEN H-4は360万円(税別)でキットとして売り出されている。
しかも、乾燥重量約75kg、ローター(回転翼)径4mというコンパクトさは軽トラックで運搬できる。
大きな格納場所を必要とせず、エンジンは800時間までオーバーホール不要。維持費も格段に安い。
販売は米国が先行したが、日本でもすでに2機を納品し、年内にあと3機納品する予定になっている。
操縦するには航空法の許可が必要だが、同社では購入者への飛行訓練を実施(費用別途)。
2時間ほどの訓練で浮上できるようになるという。
柳沢社長は「操縦は、最初は一輪車のようなもの。バランス感覚をつかむまでは難しいが、それさえつかめば、後はそれほど難しいものではない」と話している。

ーパイロットへの憧れー

柳沢社長の航空機への憧れは、戦時中からのものだ。
特攻隊員だった伯父の影響で大空を自由に飛ぶ夢を抱いていたという。
しかし終戦でパイロットを断念。
大学時代にはガソリンエンジンを学び、卒業後は大東製機へオートバイエンジンの設計者として入社した。
同社製DSK号は独BMWのフルコピーマシンとして知られ、今でもマニアの間で高く評価されている。

その後、富士自動車(現コマツゼノア)に入社。
得意のエンジン技術を生かし、日本で初めての本格的な草刈機等の開発に着手した。
1970年に独立。故郷の松本市でエンジニアリング・システム社を設立した。
大手電機メーカーや自動車メーカーの工作機械開発等を請け負うエンジニア集団として、日本の製造業を裏方から支え続けている。
こうした経歴を持つ柳沢社長が、大空への夢を再燃させたのは1985年だ。
自社の技術を生かし「誰でも気軽に飛べるヘリコプターを開発したい」との思いがきっかけだった。
初飛行の成功は、それから10年後の95年12月のこと。操縦士を乗せたGEN H-4は地面を離れ、わずか18秒ではあったが、しっかりと浮き上がった。
さらに開発が進み、初めて公の場で飛行姿を披露したのは98年。
米ウィスコンシン州で開催された「オシコシエアショー」においてだった。
最初は主催者が観客への安全を考慮し、関係者だけの非公開飛行だった。
だが、心配をよそにGEN H-4は約5分間、会場をゆったりとした速度でおおらかにターンしながら飛んで見せたのである。
その姿に安心した主催者は翌日から一般客への公開飛行を許可。
GENH-4は数十万人の米国航空機ファンから大喝采を浴びたのである。
町工場の技術を結集GEN H-4の開発で柳沢社長が何より強調するのは、日本の町工場の技術力の高さだ。
開発には延べ60社以上の町工場が関わったという。
GEN CORPORATIONは設計・開発を主業務とし、パーツ組み立てや生産はすべて社外に委託する体制をとっている。
つまり、柳沢社長の設計が優れていても、すべてのパーツが設計通りに生産されなければ、GEN H-4が大空を飛ぶことはなかったわけである。

ー日本の町工場の技術は世界トップレベルー

設計図さえあれば、作れないものはない。
これは米国にも欧州にも中国にもない大きな財産」(柳沢社長)。
柳沢社長が現在、町工場の協力体制のもと、急ピッチで開発を進めている装置がある。
GEN H-4の自動操縦装置だ。
現状では、まったくの素人が訓練することなく、地上1mまで浮かび、その場で静止できる段階にまできているという。
ここからさらに一歩進め、その高さで前後左右を自在に飛びまわることが目標である。
そして、この装置を搭載したGEN H-4を用い、愛好クラブを組織。
多くの一般人が気軽に空中散歩を楽しめる環境を整備する計画である。
現状のGEN H-4は航空法上で自作機に分類され、飛行速度や高度、離着陸場所などに規制がある。
そこで愛好家を増やし「もっと自由に飛びたい」との声を高めることで、規制緩和を実現したい考えだ。
柳沢社長の頭に中にはGEN H-4が空一面に舞い飛び、多くの人が自由
に空中散歩を楽しむイメージが、すでに完成しているという。
実現すれば、まさしくドラえもんの世界そのもの。
その日がくるまで、柳沢社長の手綱が緩むことはないはずだ。

頑張れ!日本の町工場!!!

ゲン・コーポレーション ウェブサイト : http://www.gen-corp.jp/



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2 返信
  1. アジア素浪人
    アジア素浪人 says:

    日本の製造業の世界はピラミッド型で頂点を支えているのが特長ですね。
    日本は輸出加工で豊かになったと誤解する人が多いですが内需主導型なのです。
    品質にうるさい内需で鍛えられ結果輸出に結びついたのです。
    背景には職人精神が工夫を重ねた結果があると考えます。
    あちこちの国で仕事をして感じるのは日本は現業の一人ひとりが自分で考える事です。職人が自分で使い易い便利な道具を考える国を知りません。道具を作る職人も同様です。

    日本悲観論韓国が日本を越えると言う人がおりますが一朝一夕で出来るものではありません。
    三業構造しかり、裾野が無い為輸出が伸びるほど対日貿易赤字が増える理由です。
    昨年ベトナムで多くを費やしました。韓国の進出は凄まじいものがありますがベトナム人は所詮Sexond best扱い。生活用品も同じで日本の100円ショップ商品以下です。

    職業に誇りを持つのも日本文化の一つ、絶やさないように引き継がなくてはなりません。
    第二第三のGEN Corporationは間違いなく出来るでしょう。
    職業に

    返信
  2. FDSA
    FDSA says:

    アジア素浪人さん。

    コメントをありがとうございました。

    日本の製造業は内需主導型との事は分かりますね。
    日本の品質管理は厳しいですから鍛えられます!

    「職人が自分で使い易い便利な道具を考える国を知りません。道具を作る職人も同様です。」・・・此の様なところが発展の原点ですね。

    生活用品も同じで日本の100円ショップ商品以下です・・・何とも、やはりと言った感じです。

    「職業に誇りを持つのも日本文化の一つ、絶やさないように引き継がなくてはなりません。第二第三のGEN Corporationは間違いなく出来るでしょう。」本当に同感です。どんな仕事にも誇りを持つ事はすごく大切な事ですね!

    返信

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